FX 短期売買する方法

これまでの局面でいうと、Bの地点のように、三角もち合いを下にブレイクしたところが、“わかりやすく稼げた場面”になります。
さらに、現在のCの地点(1ドル90円近辺)も、シフトチェンジが起こった点線のレジスタンスラインAに近付いていますから、ここも長期トレンドを重視して「売り」で勝負するのがオーソドックスな売買戦略になります。
その場合、ストップロスは1月6日につけた94円64銭(図のA)の少し上、70〜80銭ライン(損切りライン@)に設定します。
「それでは現在のレートからストップロスまで4円以上もあって、大きく損してしまわないか」
と思われる方もいるでしょう。
それが怖いなら、点線のレジスタンスラインAが位置する91円台後半(損切りラインA)にストップロスを下げてもいいです。もっと短時間に狭い範囲で勝負したいなら、09年始めに上昇が加速した91円ちょうどあたり(損切りラインB)に置けばいいでしょう。
ストップロスは「予想がはずれたら、どこで諦めるか」という妥協点探しに過ぎません。自分が許容できる損失から逆算して、便宜的にストップロスを決めてしまって構わないのです。
ただ、さきほど指摘した94円70〜80銭のラインはドル/円売りで勝負する場合の絶対的な損切りラインになります。というのも、ここを抜けてくると、日足チャートでダブルボトム(P75下段の図参照)が形成されてしまうからです。
そのネックラインになっているのが09年1月6日の高値94円64銭です。
こちらは、いわば絶対的なストップロスといえます。
FX取引では致命的な損失をこうむらないために厳密に守らなくてはいけないストップロスです。ここを越えてきたら、短期的には買いで勝負するなど、売買判断を変えてもいいかもしれません。
ただ、このラインを抜けない限りは、たとえストップロスで損切りに引っかかったとしても、また新たに売りで勝負するのがセオリーになります。
たとえば、1ドル91円台後半に位置する点線のレジスタンスラインAに達しそうになったら、また売る、といったやり方が考えられました。売り→損切り→また売り、と懲りずに勝負するわけです。
結局、その後、為替レートがどのように推移したかを示したのがP79の図3−4です。