FX 短期売買する方法

月足、週足チャートで長期的なトレンドを頭に叩き込んだら、第2ステップとして日足チャートで短期的な為替レートの方向性を判断します。
長期的な下降トレンドの中でも、日足チャートレベルでは為替レートが下落後に急激に反発上昇する(「リバウンド」「綾戻し」)こともあります。また、週足チャートレベルで上昇トレンドが継続しているものの、日足チャートではいったん下落傾向(「ディップ」「押し目」)になることもあります。
1週間程度の短期売買の場合、いかに長期的なトレンドがとても重要だといっても、数日から数週間にわたって逆の方向に為替レートが動いていた場合、その流れに乗ることも必要になってきます。
そのため、日足チャート上の為替レートの「モメンタム」注意を払うことが必要です。
モメンタムというのは値動きの方向性・勢いのことを示します。
トレンドよりもより短期的な期間に発生する為替変動の方向性と考えればいいでしょう。
上か?下か?という議論でいうなら、
「長期トレンドも短期モメンタムも上」
「長期トレンドが上だが短期モメンタムは下」
「長期トレンドも短期モメンタムも下」
「長期トレンドは下だが短期モメンタムは上」
という4つのパターンが考えられます。
4つのパターンで儲かりやすいのは、
「長期トレンドも短期モメンタムも上」
「長期トレンドも短期モメンタムも下」
の2つのパターンです。

長期的にも短期的にも為替レートがひとつの方向性を示し、時間を越えてその方向性が一致しているわけですから、とてもわかりやすい局面です。
「長期トレンドも短期モメンタムも上」であれば、当然、買いで勝負することになります。「長期トレンドも短期モメンタムも下」の場合は売りが基本戦略になります。
反対に、
「長期トレンドは上だが短期モメンタムは下」
「長期トレンドは下だが短期モメンタムは上」
という2つのパターンは、売買が難しくなります。
長期的な上昇トレンドが続いているときに売りで勝負したり、長期的な下降トレンドが続いているときに買いで勝負するのは、なかなか大変なのです。
極端な話、短期売買といえども、そういう局面では様子見してもいいぐらいです。
むろん、“欲張り”な人は、たとえ長期トレンドが下落を示していても、日足チャートレベルの短期的モメンタムが上昇を示していれば、その流れに乗りたくなるでしょう。
その場合は、ロスカットを浅めに設定して、大きな傷を負わないような注意が必要になってきます。