FX 短期売買する方法

チャートを見て、そこにトレンドラインを引くことで、為替レートのこれまでの流れをビジュアル化することができます。
トレンドラインを引き終わったら、次はトレンドの継続と変化にとって重要そうな価格帯(=「チャートポイント」)を探していきます。
さきほど述べたように、上昇トレンドとは、過去の安値を更新しないことと過去の高値を更新し続けることを意味しますから(下降トレンドではその逆)、最も重要なチャートポイントというのは、
●過去につけた高値や安値
になります。高値・安値とほぼ同じですが、為替が上下動する際に残したジグザグの山と谷のおおざっぱな価格帯も意識しておいたほうがいいでしょう。さらに、
●チャート上に引いたトレンドラインの位置する価格帯
も重要です。トレンドラインは高値同士、安値同士を結んだものですから、これらの価格帯が重要であるのも、それが過去の高値や安値に関係しているからです。
よく「トレンドラインは引き方によって変わってくるし、正確な価格がどこなのかわかりづらい」といった感想を耳にしますが、そんなに厳密に考えなくても構いません。
上昇トレンドならば、ローソク足のヒゲの部分も含めた安価同士を結んでみて、その右肩上がりの線が現在、どの価格帯にあるのか、10銭や0.1ポイント単位の値段で判断すれば、十分です。1銭単位で厳密に決める必要はありません。
たとえば、ドル/円の過去の最安値は1995年4月につけた79円75銭ですが、「79円80銭がチャートポイント」と考えても構わないのです。
ドル/円の場合は比較的、厳密にチャート・ポイントに従った値動きをするので、1銭2銭まで勘定してもいいかもしれません。

 

しかし、ユーロ/ドルやポンド/円、ポンド/ドルなどになると、チャートポイントといっても「だいたい」「おおよそ」である場合が多いものです。
ユーロ/ドルの場合、小数点以下4ケタまで表示されますが、3ケタの部分で十分です。
ユーロ/ドルの過去の最安値は2000年9月の0.8443ですが、0.844と考えればいいですし、08年7月の最高値1.6037は1.6と見なせばいいでしょう。
チャートポイントの数字自体には特別な意味はありません。なぜ、チャートポイントが重要かというと、単に「人々が注目しているから」以外にないのです。
そういう意味では、100円や90円といった“キリのいい数字”も一種のチャートポイントになります。