FX 短期売買する方法

中には、
「09年4月に100円台まで上昇したように、これからのドル/円は上昇トレンド入りするかもしれない」
「2007年からドル/円の下降トレンドは、1998年から1999年まで続いたドル/円の下落と似ている」
など、さまざまな感想を持つ人がいると思います。
前者に関しては、いまだ、この月足チャートからはっきりと見えるものではなく、あなたが抱く予想に過ぎません。
たとえ、過去のドル/円相場が1年半〜2年半周期で上昇→下降、下降→上昇を繰り返しているからといって、今回のドル/円の下降トレンドが「もうそろそろ終わるはずだ」というのは予想や思惑の域を出ないものです。
また、09年4月の100円台への上昇は、一時的な反発に過ぎない可能性も高く、月足チャートの形状を見れば、ドル/円の下降トレンドがまだ継続していることは明らかです。
後者に関しても、確かに今回の下降トレンドと1998年半ばから99年末にかけてのドル/円の下降トレンド(98年8月につけた高値147円66銭から99年12月につけた安値101円25銭まで)のチャート形状が似ていることは確かです。
しかし、今回も同じ形状になって、ドルが下げ止まるかどうかは今後の値動き次第ですし、値幅から考えると98年〜99年の下落幅は46円以上。それに対して、今回の下落幅は37円です。あと10円近く、つまりドル/円が77円近くまで下落してもおかしくない、ということになります。
こうしたことは予想にしかすぎません。
むろん、予想しない限り、FXの取引を行なうことはできませんが、月足チャートレベルで見るべきなのは「現状」です。
月足レベルでは、この先、上がるだとうとか下がるだろうとか、ヘタな予想はせずに「長期的に見た場合、まだ下がっている」という現在進行形の現実だけを見てください。
現状をしっかり把握しないと予想はできません。
現状を見る限り、ドル/円の下降トレンドはいまだ継続中、というのが結論になります。