FX 短期売買する方法

売買時に「損切り」の決済オーダーも出す

日足チャートや1時間足チャートを見て、エントリーの価格と、利益確定と損切りのエグジットの価格という3つの値段を決めます。
いわば、@で決めた大きな戦略、Aで決めた「買いか」「売りか」の方向性判断にもとづいて、ステップBで細かいターゲットプライスを決めていくわけです。
この場合、間違いなく3つを同時に決めるほうがいいでしょう。むろん、上か?下か?為替レートの方向性を予想するだけでも難しいのに、「どれぐらいの値幅で上や下に行くのか?」を予想するのはほぼ不可能です。
「今後、何時間何分後に、この通貨ペアはいくらまで上昇する」
などという予想は、神様ですらできないでしょう。
「エントリーの瞬間にエグジットポイントを決める」というのは、将来、動く値幅まで完璧に予想しろ、といってるわけではありません。
●為替レートが予想通りに動いた場合、どの程度の利益で満足すべきか?
●為替レートが予想に反する動きをした場合、どの程度の損失で予想がはずれたことを認めるか?
という2点をエントリー前に自問自答すべきだ、ということです。
未来の予測というよりは、「お金儲けしたい」という自分の欲望と為替変動の妥協点をあらかじめ決めておくべきなのです。
妥協点の設定には、単純に「1円上がったら利益確定、1円下がったら損切り」というようにキリのいい値段で区切るのもいいでしょう。
日足チャートや1時間足チャートで、「ここまでは動きそうだ」「反対にここまで動いたら自分の予想ははずれだ」という価格帯を見つける方法もあります。
エントリーの判断は純然たる予想ですが、エグジットの設定は妥協点で構わないのです。
短期売買で一番やってはいけないのは、損失をずるずると膨らませてしまうことです。
短期売買のつもりが損切りするのがいやで長期投資、しかもジリ貧の長期投資になることは絶対に避けなくてはいけません。
短期売買では、売買戦略を立てることより、一度立てた売買戦略を守ることのほうが重要といっても過言ではないぐらいです。

だからこそ、ただ「なんとなく」エントリーするのではなく、「どこまで予想が当たったら満足するのか」「どこまで予想が外れたら損切りするのか」という妥協点をあらかじめ決めておく必要があるのです。
「損切りができないやつは敗者だ」
と自分自身を洗脳するぐらいでないと、短期売買では生き残れません。
そこで、損切りの重要性について、さまざまな角度から考えてみましょう。